自作キューブPCケース




新しくPC一式買ったものの、ぼくの条件に見合ったケースが無かったので仕方なくPCケースも自作する事にした

今回の条件
・Mini-ITXが入る
・2スロフルサイズグラボが入る
・エアフローしっかり
・M.2SSD2枚挿す
・MB裏のM.2ちゃんと冷やす ←とても重要

基盤裏にM.2スロットがあるMBが少ない為か現状MB裏の冷却を考慮したPCケースが多分ない
しかもM.2は結構熱を持つので冷却を疎かにしてケースを妥協するのは精神衛生上よろしくないのです
仮で余ってたキューブケースに入れてみたんだけどMBがI/Oパネルと一体化しててなんかケースの溶接部分と干渉してうまく入らなかったので結局ケースは買わないといけなかったんよね

画像検索してみるとアルミフレームで作ってる人がちらほら居て参考にさせてもらった
当初条件に"軽い"って入れてたんだけどアルミだから軽いだろうと思ってアルミフレーム注文したら意外と重くて全然軽くなくなってしまった
MBを真ん中くらいの高さに配置して前面から吸気した風をMB表と裏両方のM.2に当たるよう設計してみた
下部は電源ファンから、上部は6cmファン(ainexの一番静かなやつ)*2で排気してる感じ
挿した2枚のSSDはそれぞれ銘柄が違うんだけど最終的に両方室温+10度くらいに収まった

グラボはライザーカードでずらして配置
グラボの固定が今回一番苦労した部分でグラボのブラケット固定部分をアルミ板で自作、ゴムシートでレールを作ってそこに基盤自体をはめ込む感じで落ち着いた
基盤を縦に固定するって意外と大変

ケースカバーは加工面から塩ビ板1mm、底だけ2mmを使った
当初アクリル予定だったんだけど見積もりしたらファン用の穴開けでめちゃくちゃ高額になったので自分で開ける事に・・・
よく覚えてないけど穴あけ含めてアクリルだけで見積1万くらいになってたんじゃないかな
でもって自分で開けるとなると1mmが限界で尚且つアクリル板の1mmって透明しか見つからなかったのでホームセンターで手に入る1mmのスモーク塩ビ板に落ち着いた
1mmでもサークルカッターで穴開けするの物凄く大変だったなあ
プラモで嫌な材質のABSと感触が似てて切断面が毛羽立んだ・・・

電源スイッチはアマゾンでモーメンタリ型のスイッチを買って余ってたMB用のピン付きケーブルにハンダ付け
なんでもMBからのLED供給は5Vらしくて意外とLEDが5Vのスイッチが無くて探すのに苦労した

CPUクーラーはCoolerMasterのVortex211Q
ただ、これに付いてるファンが3ピンファンなんで120cm4ピンのサイズのKAZEFLEXに交換した
そのままだとファンが付かないのでピアノ線でクリップを自作して固定

いざPCのスイッチを押して無事起動した訳なんだけど、どーにもうるさい・・・めちゃくちゃうるさい・・・
ここまでファン1つからネジの1本まで拘って選んで完成させた訳なんだけど、ただ一つ自分ではどうにもならないのが電源ファン
スペースの都合上400W以上のSFX電源を選んだんだけど、レビュー見るとどれもうるさいって書いてあるから仕方なく無難なの選んだらやっぱりうるさかったんだ
電源ファンの交換は他のパーツのファン交換とはちょっとリスクの度合いが違うので考えたくない
そこそこお高い電源買ったものの、どうにも常用できる静かさではないので他の電源を探してたら売れ筋の電源の中に見覚えがある電源が
あれ?この電源かなり前に買ったケースに付いてきてクローゼットに放置してある電源じゃん、まだ現役だったんかワレ
って事で300Wがネックなんだけど付けてみたら物凄く静かで負荷掛けてワットチェッカーで見てみたけど300W超えそうにないのでこれで完成

見た目は置いといて機能面は満足できたと思う、算数苦手だけどがんばった
板金とか溶接技術があればもっと楽にいい物が作れるんだろうなあ

PC構成
・MB
 ASUS ROG STRIX H370-I GAMING

・CPU
 Intel Core i7 8700 BOX

・SSD
 WD Black NVMe WDS250G2X0C(OS用)
 Crucial CT1000P1SSD8JP(DATA用)

・メモリ
 Corsair CMK16GX4M2A2666C16

・電源
 FSP FSP300

・グラボ
 玄人志向 GF-GTX1050Ti
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